新年度4月になって・・・

4月、新しい年度の始まりです。 今年は例年よりも桜の開花が遅く今が見頃です。

街では新入社員、新入学生の初々しい姿も見かけます。 新年度からの法改正や制度改定など変化することがたくさんあります。

 

●運送業と建設業、それに医師等の業種で、猶予期間が終了し時間外労働の上限規制適用されます。長時間労働の是正が期待される一方で、労働時間の減少によって、物流や地域医療などに支障が生じると指摘されている、いわゆる「2024年問題」に、社会がどう対応していくかが課題となっています。

 

●運送業のトラックやバス、タクシーのドライバーは、時間外労働の上限は原則、月45時間、年360時間とされ、臨時的な特別の事情があって特別条項を締結する場合でも上限は年960時間以内となります。

 

●建設業の現場で働く人も、災害復旧や復興の事業にあたる場合を除いて、他の業界と同様に、月45時間、年360時間以内の原則が適用され、臨時的な特別の事情があって特別条項を締結する場合でも年720時間以内が上限となります。

 

今回の法改正に合わせて就業規則を改訂したり、人員体制、組織体制の改革をお考えの会社は多いのではないでしょうか? そのようなお悩みは社会保険労務士事務所リライアンスへお問い合わせください。