7月のご挨拶

早いもので今年も半年を過ぎ7月になりました。
社労士事務所にとって一番忙しい月を乗り越えつつあります。

7月と言えば、海開きです。
神奈川県の藤沢市にある当事務所。海の家、海開きの情報はこの時期によく耳にする情報ですが、この3年間は、新型コロナの影響で海水浴場の開設もままならず、観光客が少なかった夏の湘南でしたが、今年は海の家が立ち並び、久しぶりに夏らしい夏がやって来るようです。

さて、7月ともなればそろそろ夏休みの計画を立てられる頃かと思いますが、コロナが5類になり、今年は昨年以上に旅館やホテル、航空券や新幹線のチケットも取りにくくなるかも知れません。ご自身のお仕事の休みのスケジュールの調整も含めて、そろそろ本格的に準備をしておかなくてはならないでしょう。

一昔前のサラリーマンはお盆前後に数日間のお休みを獲るのが精一杯でしたが、最近は企業側もある程度まとめて夏季休業期間を設定したり、あるいは夏季休業取得期間を設け、ひとりひとりが自由に、社内でお休みが重ならないように取得したりとまさに働き方が改革されたことを実感します。

一方で、お休みを取れば当然、業務時間数が減るわけで、それなりに業務の成果も減ることが考えられます。業務成果を減らさずに会社または個人が業務を遂行するには、今まで以上に集中力を持って、短時間で効率的に成果をあげる必要があります。

これが意外なほど簡単ではなく、お休みを取りながらも自宅で業務を行ったり、休みを取るために残業をしたり・・・となかなか苦労があるものです。
そんな中、データ活用やデジタル活用を上手にしていかなくてはならないのでしょう。

そこでデジタルトランスフォーメーションです。
経済産業省は
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」がデジタルトランスフォーメーションだと定義付けます。
いうのは簡単、やるのはなかなか難しい話でして・・・結局は個々人の努力や工夫に負う部分が多いようです。
とは言え、昔のように精神論で何とかする時代ではなさそうです。

会社の仕組みや規則をきちんと整備し、少ない労働時間でも今まで以上の成果が得られるような体制を考える必要があるはずです。

きっと私たちがお役に立つはずです。